日誌

吉野川市伝統文化「菊人形づくり」の伝承⑥について

2021.5.24(月)

 

 先週「鉢上げ」した「挿し芽」の根張りを確認してから,「鉢替え」を行いました。今回も前回同様,予想していた以上に根が出ていて,使える「芽」が豊富にありました。しかし,挿し芽に強い品種とその逆の品種もあるようで,品種が偏っていました。品評会に出す菊は,12鉢全ての品種が異ならなければ成りません。師匠が,自宅で「挿した芽」を私たち一人に一鉢づつ配っていただきました。実際,比べものにならないほど立派な苗で,とても驚きました。少しでも近づけられるよう,これから力をつけていきたいと強く思いました。

 

                       「鉢上げ」した挿し芽を,一人が5号鉢に5鉢づつ『鉢替え』しました。

                     鉢底に網を敷いて「卵の殻」を入れ,培養土と挿し芽を入れて押さえました。

       挿し芽の様子を見て,『摘心』をします。今後を左右するとても神経を使う実習でした。