日誌

吉野川市伝統文化「菊人形づくり」の伝承⑧について

2021.6.7(月)

 

 先週実施した「摘心」(芽かき)の様子を,観察しました。きちんと心が止まっている鉢と,不十分なものとが混合していました。不十分な鉢を,再度「摘心」したり芽と葉の状態を見て適切に摘み取る実習をしました。先生からは,「全体的に順調に生育している。これだけできれば上出来です。」とお褒めの言葉をいただきました。その後,品評会の作品とは違う「盆天」の「鉢替え」をしました。これに使う用土は,4月に親木を処分した際の土をきれいに分類し,1ヶ月以上かけて乾燥させたものを再利用したものと,昨年度に落葉樹の落ち葉を集めて私たちが発酵させた腐葉土を混ぜ込み使用しました。人や自然に優しい環境に配慮した,土づくりが見事に完成しました。

  「摘心」(芽かき)の状態を観察し,不備のあった苗を点検・手直ししました。

4月に準備した土壌と腐葉土を活用し,環境を考慮した再利用に取り組みました。

    余った用土は,次回に使用できるよう袋に小分けして保管しました。