日誌

吉野川市伝統文化「菊づくり」の伝承⑭について

2021.9.6(月)

 

 夏休み明け第1回目が,9月6日に実施されました。しばらく見ないうちに菊は,想像以上に成長していました。また逆に,枯れてしまったり,葉がしおれていた鉢もありました。師匠からは,「今年の天候で,菊友会のみんなも菊が大打撃を受けた。」と話してくれました。長雨による湿度と日照不足が原因のようです。その中でも,私たちの菊はよく頑張ったと言ってくれました。しかし,担当の先生に聞くと,夏休みの間も師匠が何度も菊の観察に来てくれ,その都度対処してくれたことを聞きました。『感謝』の言葉しかありません。
 今回は,①伸びた茎が曲がったり,折れたを防止するための『誘引』です。伸びた茎を支柱に誘引します。きつすぎず,緩すぎずその程度が難しいです。そして,②『芽かき』です。3本の茎は決まっているので,わき芽などを丁寧に取り除きます。このときの注意点は,下葉を残すことです。葉を取らないように,注意が必要です。たくさんの方が見守ってくれる菊なので,これからも集中して大切に育てていきたいです。