日誌

吉野川市伝統文化「菊人形づくり」の伝承③について

2021.4.26(月)

 

 いよいよ本格的な実習となりました。昨年度は,コロナ禍の影響で7月からのスタートであったため,今回の実習は私たちが初めてとなります。今後の生育に最も作用する,「挿し芽」の実習です。先週摘み取った穂木を,8㎝程度にカミソリでカットした後,ルートン(発根促進剤)をつけて,割り箸で穴を開けた挿し床に入れて押さえました。十分に発根するまで,約3週間かかるようですが,水を与えず直射日光を避けて管理します。この間に,今回の出来が徐々に,そしてはっきりと分かります。丈夫に育つか,とても不安な気持ちです。

           三好先生から手順を一つ一つ丁寧に説明していただき,「挿し芽」づくりです。

                   できた挿し芽に「ルートン」をつけて,挿し床へ差し込みます。

                       品種毎にラベルを立てて5本づつ入れて,土を指で押さえます。