日誌

吉野川市伝統文化「菊人形づくり」の伝承④について

2021.5.10(月)

 

 4月末に「挿し芽」した芽の様子を観察して見ると,小さな蕾が付いている芽や弱った芽,根の伸び具合が不完全な芽が,およそ1/3程度ありました。これらは,穂木から採取するときやカミソリでカットするときの失敗が要因だそうです。残念ですが,これらの芽は全て使用することができません。根が十分に伸びるまであと1~2週間程度あります,残りの160本に期待します。先輩が残してくれた親木もこれでお役御免となり,全ての菊を処分しました。簡単に感じた実習も,なかなか成果が出ず難航しそうですが,気力と体力で突破したいです。

     「挿し床」の挿し芽を観察してみると,いろいろな状態があり興味が湧いてきます。

                       先輩から引き継いだ「菊の親木」も任務終了となりました。

                       土中の根やゴミを取り除き,次回に向けて土壌改良して活用します。