日誌

吉野川市伝統文化「菊づくり」の伝承⑯について

2020.12.3(木)

 菊花を楽しむ期間も終わりとなり、来年度の春(5月)に行う挿し芽の準備にかかりました。まだまだ見頃の花もありますが、しっかりとした挿し芽をつくるために花を落とします。また、栄養が十分に行き届くように、茎も下から15㎝程度を残すだけにします。来年度、菊づくりを継承してくれる後輩に、期待を込めて丁寧に実習しました。終わりには、一鉢一鉢にきれいな花を咲かせてくれたことへの「お礼肥え」を施し、しっかりと根が張るようにと「増土」をしました。これからは、毎日のかん水と月一回の消毒を忘れずに行います。

「実習内容の説明」 「花首で切り落とす」
「花首の次は茎をカット」 「土から15㎝だけ」
「お礼肥えと増土」 「本時の仕上がり」