日誌

吉野川市伝統文化「菊人形づくり」の伝承⑦について

2021.5.31(月)

 

 まず,「鉢替え」した挿し芽の成長の様子を観察をしました。生育の悪い鉢はほとんど見当たらず,98%が順調に育っていて「ホッ」としました。次に,大菊の品評会対策として「摘心」(芽かき)について,説明と指導をしていただきました。これをすることで,葉腋から柳芽が発生し3本仕立てに必要な,芽を出させます。温室の中での実習は,気温の上昇に伴い暑いことと,楊子やピンセットの先を使ったとても細かな作業で,肉体的だけでなく精神的にも疲れました。しかし,数を熟すうちに私の腕も上達していくのが分かりました。
 教えていただき身につけた技術と知識を忘れないように,積極的・自主的に取組たいです。

                     「鉢替え」した挿し芽を観察し,順調に育つ苗に一安心しました。

                『摘心』(芽かき)の説明と手順を,一人一人に丁寧に指導いただきました。

               できあがりを確認していただき,色別及び品種別に分けて配置しました。