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阿波和三盆糖の種茎最適保存環境の調査について
令和3年6月18日(金)
服部製糖所と徳島県立農林総合技術支援センターと本校,農業科の産官学連携で,阿波和三盆糖の原料となる竹糖の茎種最適保存実験をしました。竹糖は日本の在来品種であり,外来品種の台湾系と比較すると,糖の結晶が細かく阿波和三盆糖独特の食感と風味を生み出します。この竹糖は,種からの生殖繁殖ではなく,サツマイモのような栄養繁殖で増殖させます。冬に収穫した竹糖を一度地面に埋めて保存し,春に掘り起こしたものを種茎として増殖させます。この保存状態の最適環境を調査するための実験を行いました。
試験区①砂地での保存 試験区②畑地での保存 試験区③冷蔵庫内(8℃設定)での保存
試験区④ビオトープ内での保存(落ち葉内) 試験区⑤ビオトープ内での保存(土壌内)
試験区④及び⑤の違いについてはイメージ図をご覧下さい。
試験④及び⑤のイメージ図
向かって右から試験区①~⑤となっております。試験区③の発芽数が少なく,試験区①及び②の発芽数は良好でした。今後も継続して観察を続けいていきたいと思います。
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