日誌

「NIPPON」探究ハイスクール事業

吉野川市伝統文化「菊づくり」の伝承⑧について

2020.10.13(月)

 先生方のお力添えを頂き、本年度10月16日(金)から11月15日(日)まで、吉野川市役所前で開催される四国菊花品評会に、私たちが育ててきた菊を出展することになりました。会場となる吉野川市役所前広場に、本校の作品(12鉢)を搬入しました。会場には、いつも指導していただいている先生方や、鴨島菊友会会員の皆さんが声をかけてもらいました。出展されている作品はどれも素晴らしく、私たちの作品が恥ずかしく思いましたが、皆さんにかけていただいた言葉でうれしくなりました。

「苗の高さを一鉢ずつ確認」 「高さ調整」
「一鉢ずつ高さを測定」 「ブロックで高さを調整する」
「3色の配置を決める」 「吉野川高校」ブース

吉野川市伝統文化「菊づくり」の伝承⑦について

2020.10.9(金)

 

 先生方のお力添えを頂き、本年度10月16日(金)から11月15日(日)まで、吉野川市役所前で開催される四国菊花品評会に、私たちが育ててきた菊を出展することになりました。そこで、第6回目となる今回は,各鉢の①「苗の高さ調整」②「色調整」③「段飾り(模擬)」など、出展に備えてたくさんの調整に取りかかりました。結果、一人一鉢ずつで12鉢を用意する運びとなり、決まった鉢に④「輪台を取り付け」ました。来週の13日(火)には、学校から搬出します。不安いっぱいです。

「苗の高さを一鉢ずつ確認」 「輪台取り付け」の様子
「高さと色の調整」 「段飾り(模擬)」
  「輪台取り付け」の説明

吉野川市伝統文化「菊づくり」の伝承④について

2020.9.3(木)

 

 第4回目となる今回は,①「芽かき」:不必要な「わき芽」を指先で摘み取ります。②「誘引」:全ての茎が正面となるように支柱に誘引します。前回までの誘引を解いて、やり直ししたものもありました。 ③「水苔配置」:乾燥を防止するために、鉢の土が隠れるように、湿らせた水苔を置きました。
菊は、十分に成長していますが、これからも気を抜くことなく、精一杯お世話します。

菊の生長具合についての説明 実習内容の説明
①「芽かき」 ②「誘引」
③「水苔敷き」 ※一日の完成

吉野川市伝統文化「菊づくり」の伝承⑤について

2020.9.17(木)

 

 第4回目となる今回は,①「芽かき」:不必要な「わき芽」を指先で摘み取ります。②「誘引」:全ての茎が正面となるように支柱に誘引します。前回までの誘引を解いて,やり直ししたものもありました。 ③「8の字がけ」:菊苗の根元が裂けないように紐で補助する。④吉野川市菊花展の歴史などを,休憩時間の会話をとおして楽しく学んでいます。

①「芽かき」について説明 ②「誘引」の様子
③「8の字がけ」について説明
③「8の字がけ」について説明 ④「休憩時間の会話」吉野川と菊について

吉野川市伝統文化「菊づくり」の伝承⑥について

2020.10.1(木)

 

 第5回目となる今回は,①「芽かき」②「つぼみ取り」:中心のつぼみを残し、他のつぼみを取り除きます。先生方から、昔から「10月1日で、1円玉」という言葉があることを習いました。その1日が本日ですが、1円玉どころか「小豆サイズ」にしか育っていませんでした。
 「これでいいのか。大丈夫なのか。」と不安になりましたが、今年の夏の暑さが尋常でなかったことが、その要因であると知り、私たちの育て方が悪かったのではないと分かり、少し気持ちが楽になりました。

※「生長調査」一鉢ずつ高さ調査 ①「芽かき」の説明と様子
②「つぼみとり」について説明
生徒の様子

吉野川市伝統文化「菊人形づくり」の伝承③について

2020.8.27(木)

 

 第3回目は,夏休みを終えた菊の様子を観察し,①「増し土」沈んだ土を補うため土を追加②伸長した茎を支柱に「誘引」 ③「芽かき」 実習しました。そして、④枯れた鉢からその原因を探り、「肥料過多」であることが判明しました。35度を超す温室内での実習は大変でした。指導をお願いしている鴨島菊友会の先生からは,とても順調に育っていると評価していただき,この調子ならこれからが楽しみだと言ってもらえました。今後も、油断することなく、精一杯お世話していきます。

①「増し土」 ②「誘引」
③「芽かき」 ※棚の整理と評価
④枯れた原因探求及び説明

吉野川市伝統文化「菊人形づくり」の伝承②について

2020.7.30(木)

 

 第2回目は,7/16に鉢替えした菊の苗木を観察し,伸長した茎を支柱に誘引しました。30度を超す暑さの中,しかも温室内での実習は大変でしたが,順調に育っている苗を見ると,私たちも精一杯お世話しなければと感じました。

吉野川市伝統文化「菊人形づくり」の伝承①について

吉野川市の伝統とされる「菊人形」を次世代へと継承することを目的に、本年度から「鴨島菊友会」の皆さんからご指導いただくことになりました。コロナ感染症予防対策により生徒の登校ができず、今回が初めての顔合わせと実技指導となりました。これから、菊づくりがとても楽しみです。


地域の伝統を受け継ぎ次世代へと継承することを、使命としてこれからも活動します。

 

令和2年度「NIPPON」探究ハイスクール事業

令和2年度「NIPPON」探究ハイスクール事業

 

1 事業テーマ
 吉野川市伝統文化「菊人形」をテーマに,菊細工の実践をとおして徳島県をはじめ全国の産地における歴史及び経済について探究する。


2 事業のねらい
 吉野川高等学校は,地域伝統のものづくりをとおして次世代の地域産業の担い手として,また,地域に継承されてきた産業・伝統・文化に関する特色ある取組を 実践している。この取組をとおして,地域を知り活性化めざすことのできるスペシャリストとなる人財育成に取り組んでいる。ここでは,生物活用科の生徒を主体として「菊」の栽培実践活動に取り組む。  
 我が国の伝統的工芸品としての「菊人形」を,これまで継承してこられた先代の意向を途切れさすことなく,次世代へと「菊人形の魅力」を伝承する。ふるさとの魅力を,吉野川市から徳島県,そして全国へ発信するとともに,ふるさと徳島を愛する心を育むことをねらいとする。

  「テーマ及びねらい」に沿って、令和4年3月31日まで積極的に活動します。